ひさびさのDIYネタ、今回は車の修理を自分でやってしまおうということです。

走行距離が12万キロをこえて色々なところにガタが出てます。
これまでも板金(パテ埋め)や簡単な塗装なんかはやってきましたけど、今回はベルトの張替えと動かなくなったパワーウィンドウの修理をしてみました。
それからスズキ車に多いブレーキランプ切れの原因と対策もやってみました。
ベルトの張替えに挑戦
「キュルキュル」とかベルトが鳴いたわけではないですけど、エンジンルームをのぞき込んでみるとオルタネータベルトにササクレ発見!
ついでなんでクーラーベルトも一緒に交換します。
近所の自動車部品店に寄って、ワゴンR用のオルタネータベルトとクーラーベルトを購入。
車検証をみせると「はい、はい」って感じで出してくれました。
2本で3,000円でした、アマゾンだと500円ほど安く手に入ります。

バンパーとグリルの取り外し
ボンネットをあけてグリルを支えているネジとクリップを取り外します。
クリップは溝にマイナスドライバーを突っ込んであげると簡単に取れます、無理やり引っ張ると割れてしまうので注意しましょう。
グリルは少し押し気味に引き上げると外れます。
ナンバープレートを外すだけでも作業は出来ますけど、よりやり易いようにバンパーを外しました。
バンパーの外し方
タイヤハウスからフェンダーの中をのぞき込むとネジが2本ありますから外します。
ヘッドライトの下のほうのネジとクリップを外す、フェンダーに引っ掛からないようにひっぱるとバンパーは簡単に外れてしまいます。

ってくらい簡単ですよ。
運転席側をジャッキアップ
運転席側のタイヤを外すためガレージジャッキを使ってジャッキアップします。
僕は車載ジャッキをあまり信用してないのでジャッキスタンド(馬)で固定します。
タイヤハウスに頭を突っ込むとベルトの下部分が見えます。
車に据え付けのジャッキでは不安定なので馬を用意しましょう。

クーラーベルトの交換
向かって左側にコンプレッサーがあります。
コンプレッサーの下部分にコンプレッサーを固定しているボルトが2本見えますからこれを緩めます。

次にコンプレッサー上部の調整用のアジャスターボルトを固定しているボルトを緩めます。
アジャスターボルトを緩めてコンプレッサーをおすとベルトを外せます。
オルタネーターベルトの交換
オルタネーターベルトはコンプレッサーの奥にありますけど難しいことはありません。
外した右タイヤハウスからオルタネーターを固定してるボルトを緩めます。
エンジンルームに戻ってオルタネーター上部のアジャスターブラケット固定ボルトとアジャスターボルトを緩めるとベルトが外せます。

ベルトの取り付け
取り付けは、取り外しの逆の手順で行いましょう。
整備経験がない場合、ボルトの閉め忘れがないようにメモなどでチェックしとくと完璧です。
オルタネーターの調整用アジャスターベルトは後方を向いている上エンジンルームの一番奥にあるので12mm の板ラチェットなどの工具があれば便利です。
今回は、板ラチェットがないのでタイヤハウスに入って下からボックスを使いました。
ベルトの張りはゆるいと泣きが出たり、強いとほかの部品に圧がかかります。
取り外し前にベルトの張り具合をチェックして参考にしましょう。

助手席のパワーウィンドウが閉まらない
助手席のパワーウィンドウが下がるけど上がらない。運転席と助手席ともに反応がありません。


車のウィンドウが閉まらないと盗難や雨など、大変困ります。
しかも台風が近づいていたので早急に対処する必要がありました。
パワーウィンドウが動かない原因
- スイッチ系統の故障
- レギュレーターの故障
- モーターの故障
パワーウィンドウが動かない原因はだいたいこの3点です。
ルームライトで簡単チェック
ルームライトを点灯させてパワーウィンドウのスイッチをいれてもモーターの作動音もルームライトの明るさにも反応なし、ほかの稼働しているスイッチはルームライトが暗くなりました。
これはスイッチ自体に問題があるかもしれません、スイッチだけならアマゾンで安く手に入れられます。
レギュレーターとモーターの故障だと素人には少しめんどくさい
スイッチの故障でなければ取り合えず窓を閉めるためにバラす覚悟で助手席側の内張をはがします。
開閉ノブと肘置きのくぼみにあるネジをはずして、引っ張ると内張は簡単にはずれます。
クリップで止められているのでなくさないように注意してください。
あっけなく直ってしまった
内張のスイッチ部とモーターをつなぐ配線、カプラーを外すと原因がわかりました。
内張側の端子がなぜか曲がってる
マイナスドライバーで曲がりをなおしてカプラーでつなぐと、当たり前のように動き出しました!
実にあっけない幕切れでしたが、いがいとこういう事は多いのです。
チャイルドロックのスイッチが入っていたとかありそうですね。
ワゴンRのストップランプはアース不良が原因
他にもスズキの車はストップライトの切れが多いですが、僕のワゴンRも先日左側のストップランプが消えてました。
球を交換しようとしたら、どこから見ても

スズキといえばバルブユニットのアース線がリコールがきてもおかしくない程の出来。
対応しているソケットもありますけど、プラスマイナスドライバーがあれば素人でも対応できます。
バルブを分解するには
バルブユニットの金属面の穴にドライバーを突っ込んでグリグリするとプラスチック部分と金属面がバラせます。
バラしてみるとわかりますけどアース線は突っ込んで曲げてるだけ・・・
そこでアース線の接触面を増やしてあげました、下に曲げている線を横方向に変えただけです。
これで金属部に対するアース線の接触部分が増えちゃいました。
こんな感じで車のDIYもいがいと簡単にできたりします。
注意ポイント
僕はひとりでやってしまいますが、車をいじる場合は出来るだけ2人以上でやったほうが効率的で安全です。では皆さんも挑戦してみてくださいね。